2001年にスタートしたポルシェカレラカップジャパン(PCCJ)は、今年で開催26年目を迎えたシリーズで、国内のワンメイクレースとしてもっとも長い歴史を誇る。これまでに数多くのトップドライバーを輩出しており、その代表格ともいえるのが2026年TGRハースF1チームのリザーブドライバーを務める平川亮で、2012年にPCCJシリーズチャンピオンを獲得している。
今年で導入年5目となるPCCJのマシン「911 GT3カップ(タイプ992)」は通称「カップカー」と呼ばれ、水冷式4ℓ水平対向6気筒エンジンを搭載し、8400rpmで最高出力375kW(510PS)を発揮する。ワイドながら軽量のターボ仕様ボディを採用し、空力ダウンフォースに優れたスワンネックタイプの大型リアウイングを備えている。今シーズンも、F1日本GPサポートレースで幕を開け、最終大会はFIA世界耐久選⼿権(WEC)のサポートレースとオープニング&シーズンエンドレースが世界選手権となっている。その他、スーパーフォーミュラやインターコンチネンタルGTチャレンジ(IGTC)の併催レースとして6大会全11戦を開催する。
開幕戦の舞台となる鈴鹿サーキットは全長5.807㎞の国際サーキットで、低速、中速、高速の各コーナーがバランスよく配置されている。コースレイアウトに立体交差する部分があり、右回りと左回りが入れ替わる8の字型が特徴で、F1ドライバーからの評価も高いサーキットだ。そこで熱い戦いを繰り広げるPCCJドライバーは、「プロクラス(Pro)」(ホワイトゼッケン)、「プロアマクラス(ProAm)」(イエローゼッケン)、「アマクラス(Am)」(オレンジゼッケン)の3クラスに区分され、レースは3クラス混走となる。 プロクラスは、2025年PCCJ王者の#78 木村偉織、2024年PCCJ王者の#60 伊東黎明、昨年最終大会まで王者争いを繰り広げた#99 渡会太一が、昨年に引き続き参戦。そこに新規ドライバーとして、日本やル・マン24時間で活躍したブノワ・トレルイエの息子であり、スーパー耐久参戦中の#9 ジュール・カズキ・トレルイエがエントリー。さらに、ポルシェスーパーカップでの優勝経験がある、2025年ポルシェカレラカップドイツのチャンピオンである#66 ロベルト・デ・ハーンと、2025年ポルシェカレラカップアジア(PCCA)のチャンピオンである#36 ディラン・ペレイラが参戦する。また、2023年のSUPER GTのGT300クラスチャンピオンドライバーである#29 川合孝汰、PCCJ最多となる4度王者を獲得している#57 近藤翼がリザーブドライバーとして開幕大会に挑む。また東南アジアF4選手権2025シーズン王者の#12ホアン・ダット・サワーのスポット参戦も決定。国内外の強者が開幕大会のプロクラスに9人がエントリーしており、例年以上にハイレベルな戦いが予想される。それだけに、まずは予選タイムアタックのポールポジション争いに注目したい。
プロアマクラスはPCCJでの経験が豊富な#77 浜崎大、2021年アマクラス王者の#84 Masa TAGA、2023、2024年と2連続アマクラス王者に輝いた#88 Tiger Wuに加え、2025年アマクラス王者で今年昇格した#16 Hiroが参戦。さらに、PCCAで活躍中の#7 バオ・ジンロングが今大会に参戦と、PCCJとPCCAの実力派ドライバーが顔を揃える。そしてアマクラスは、ベテランの#17 IKEDAに加え、PCCAに参戦中の#23 エリック・ケイと#91ヘンリー・ケイのふたりがエントリーしている。
PCCJ 第1戦鈴鹿⼤会のスケジュールは、フリー走行が3⽉27⽇(金)13時〜13時45分、予選が3⽉28⽇(土)10時20分〜10時50分に行われる。そして決勝レースは、3月29⽇(日)10時55分スタート(12周もしくは30分間+1周)を予定している。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:19度 路面:29度(レーススタート時)
ポルシェ カレラカップ ジャパン― 最新のストーリーとニュース
最新のニュース、特集記事、レースにまつわるストーリーをお届けします。