ポルシェ・カレラカップ・ジャパン 2026 第3戦(岡山)レースリポート
5月17日(日)も朝から雲一つない青空が広がる岡山国際サーキットの気温はどんどんと上昇し、PCCJ第3戦のフォーメーションラップが開始される11時40分の時点で気温31度、路面温度は43度となっていた。決勝グリッドは、前日の第2戦決勝でアクシデントに見舞われたプロアマクラスの#77 浜崎大が欠場となり、9台のマシンが並ぶことになった。フォーメーションラップでタイヤに熱を入れた各車は、シグナルレッドがブラックアウトでレースはスタート。ポールポジションの2025年ポルシェ・カレラカップ・ドイツ(PCCD)のチャンピオンである#66 ロベルト・デ・ハーンは、第2戦に引き続き今日も好スタートを見せるが、2番手の2025年PCCJチャンピオンである#78 木村偉織が1コーナーで並び掛ける。ドイツと日本のポルシェ・カレラカップ・チャンピオン同士の戦いは、#66デ・ハーンが何とかトップをキープし、2番手の#78 木村はテールに着けてチャンスを狙う。
しかし、#66 デ・ハーンが徐々にペースを上げていき、1周目に0秒418であった差は、4周目に1秒368と1秒以上に広がってしまう。その後方では、2024年PCCJチャンピオンの#60 伊東黎明と2025-2026ポルシェ・カレラカップ・ミドルイーストのオーバーオールチャンピオンである#99 渡会太一がテール・トゥ・ノーズの戦いを繰り広げる。こちらのチャンピオン経験者同士の戦いは、3周目に0秒390差まで縮まっていたタイム差は7周目に若干広がりだしていたが、9周目に再び#99 渡会は#60 伊東の背後にピタリと着ける。そのままチャンスを伺っていた#99 渡会だが、11周目の最終コーナーでスピンを喫してしまい、2台の差は再び広がってしまう。
一方、トップ争いは#66 デ・ハーンが2番手#78 木村との差を約3秒まで広げていたが12周目にその差はさらに広がった。失速した#78 木村はそのままピットへとマシンを進め、これにより2番手には#60 伊東が浮上するが、この時点でトップとの差は7秒以上だったため、残り周回数で逆転するのは厳しい状況であった。結果、#66 デ・ハーンは開幕戦から3連勝を飾る。「本当に嬉しいです。PCCJで3戦3勝に加え、ここまですべてのレースでポールポジション、優勝、ファステストラップを達成できたのですから」と、喜びを爆発させていた。2位の#60 伊東は、「昨日チームと課題だった部分を見直して、2位という結果を得られて良かったです。クルマの感触も良くなっているので、次の大会ではトップ争いをできるように頑張ります」と語る。3位の#99 渡会は、「今日は自分のミスで2位を逃してしまい情けないです」と、次戦でのリベンジを誓っていた。
プロアマクラスはポールポジションの#77 浜崎が欠場となったため、2025年のアマクラス王者である#16 Hiroと2023年、2024年のアマクラス王者である#88 Tiger Wuの対決となる。しかし、オープニングラップでトップの#16 Hiroがスピンを喫して、大きく順位を落としてしまう。これにより単独走行となった#88 Tiger Wuは、自分のペースで最後まで走り切り、開幕戦からの3連勝を成し遂げた。「本当にこの週末はラッキーで、とても素晴らしかったです。私は常にベストを尽くし、諦めることなくレースに挑んでいます。3連勝に浮かれず、今後も練習とレースに集中していきます」と、冷静に語る。アマクラスは昨日の第2戦でPCCJ初優勝を飾った#17 IKEDAが、今日も安定した走りで優勝を飾る。「2連勝は本当に嬉しいです。このまま連勝を続けて、次の目標に向かって頑張りたいと思います」と、喜る。2位は#29 Kiyomin、3位は#57 FUJIWARAであった。
次回のPCCJ第4-5戦は、7月18日(土)、19日(日)に富士スピードウェイ(静岡県)での開催を予定する。今シーズンのPCCJ3大会目となる富士は、走り慣れたドライバーが多いサーキットなので、各クラスの連勝をストップさせる新たな勝者が誕生するのか注目される。
天候:晴れ 路面:ドライ 気温:31度 路面:43度(レーススタート時)
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